2021/02/27 10:35
こんにちはターチです。
よく自分は何の役に立っているのだろうか?
と思っている人いますね。
私もかつてそんなことを考えていました。
特に大学受験に失敗して浪人生活を送っていた頃というのは、
社会から抹殺されたような感情を抱いていました。
当時は今のようにYouTubeやSNSなどもなく
得られる情報というのはすごく限られていました。
ですから落ち込み方も尋常ではありませんでした。
私はこの世に何のために生まれてきたのか?
を常に考えていました。
人生が無意味な感じに思えました。
敷かれたレールを行く、
これは私にとって手錠をはめられたまま、
牢獄に行くようなものでした・・・
そんな中、運よく大学に入学することになり、
人生がガラッと変わりました。
ほんの1ヶ月前は、一人で湖を眺めているような人間が、
いつのまにか、上機嫌に過ごす人間になっていたのです。
人生の不思議さを感じたものです。
そしてそんな私の運命を、さらに変えてくれたのが、
塾講師のアルバイトでした。
私はこの講師のアルバイトを通じて、大きなことを学びました。
確かに私は不完全な状態(心理的にも)で教えていたのですが、
教えることが楽しくて、またそれをやっているうちに癒されていました。
不思議なのですが、
私が生徒に愛を込めて教えるほど、愛が戻ってきていたのです。
当時は、ただ「何か教えることが好きだな~、最近癒されているな~」
と思う程度でしたが、今思うと、深い意味があったような気がします。
つまりそれはどういうことかというと、
自分が本当に好きなことをして、楽しんでいれば、
たとえ人の役に立とうと思っていなくても、
人を幸せにできているのだ、と。
ということは、
まず本当に幸せにするべきは自分なんだ、
と思ったのです。
多くの人は、自分が誰の役にも立っていないと思っています。
しかし、あなたが知らないところで、
あなたに癒され、元気をもらっている人が必ずいます。
そしてそれは、
あなたが一番楽しそうにしている時、
またそうでなくても、いているだけで、
笑顔を見ているだけで、
話しているだけで元気をもらえている人がいる、
ということです。
人は人から少なからず影響を受けているものです。
もしあなたが普通にしているだけで、
あなたから癒され、元気をもらっている人がいたとすればどうでしょう?
そんな嬉しいことはないのではないでしょうか。
あなたが今たとえ、どんなに人の役に立っていないと思っていなくても、
普段接している家族や友達や恋人や、近所の人や、
お店の人、誰かに必ず影響を与えているということです。
だから、あなたは決して無理して頑張らなくてもいいのです。
ただ人と話したり、挨拶するだけでいいのです。
究極は存在するだけでいいのです。
そんなささいなことが本当に重要なの?
と思われるかもしれませんが、そんなほんのささいなことが、
多くの場合、大きなことに影響を与えるものなのです。
ですから、決して落ち込まないでいいのですよ!
(たとえ落ち込んでもそんな自分をまた許してくださいね)
自分は何もしなくても、
ただいるだけで誰かが喜んでくれている、そう思うだけでいいのです。