【傾聴の本当の意味】傾聴によって我を消し、自分の声を聴くということ | ターチスタイル

2021/02/19 09:51



みなさん、こんにちは!ターチです。


今日も「聴き方」について書いていきたいと思います。


みなさんは人の話を聴くことは好きですか?

楽しい話やおもしろい話、心を動かす話はいいものですね。


一方で、愚痴や悪口を聴くのは気分が悪くなったりしますよね。


それでも、人の話を「聴く(傾聴する」ということには、深い意味があります。


ひとつめは、みなさんよくご存じの


コミュニケーション(人間関係)
を構築できるからです。


聴くという行為を普段からやっている方は、

この意味を深く理解されているでしょう。


傾聴するたびに、相手との関係が深まり、信頼も得られます。


そして実は、もうひとつ、傾聴には重要な意味があります。


それは、何かというと


自分の本当の声を聴くことができるようになる


ということです。


どういう意味かよくわからないと思いますのでご説明しますね。


これは、シュタイナー教育で有名な

ルドルフ・シュタイナーが述べていることなのですが、



傾聴をすることで、我を消し(没我)、
自分の内側の声(高次元の声)が聴けるようになるというのです。



ただ、この声を聴けるようになるためには、

傾聴をする際にいくつか注意することがあります。


ここでは直接シュタイナーの本から引用したいと思います。



「一切の合理的な判断を沈黙させるだけでなく、

拒否や反感または賛同の気持ちをも沈黙させることが大切である。」



「たとえば、何らかの意味で自分より劣ると思われる人の

発言に耳を傾けながら、

あらゆる種類の優越感や知ったかぶりを抑制することが必要なのである。」


 (いずれも 『いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか』 ルドルフ・シュタイナー著、ちくま学芸文庫 高橋巌訳より)



つまり、相手の話を聴きながら、自分の意見や思いを差しはさまず、


ただ聴くということです。また優越感や知ったかぶりもやめる、


というのですから、ほとんど仏様になれ、ということです。


この没我の境地になることで、

自分の内側で普段とは違う、別の声が聴けるようになってくるというのです。


それこそが、まさに高次元の存在です。よく言われるハイヤーセルフのことですね。



自分の中で、ああしたい、こうしたいなどの強い自我を含んだ声があると、

最も純粋な自分の(霊的な自分の)声が聴こえない

ということです。



普段私たちは、自分のエゴの声や、マスコミの悪い情報、

ネットの書き込みなどありとあらゆる毒を自分の中に入れています。

これらを取り除くことで、本当の新しい自分に出会えるということです。



ただ、このような傾聴をいきなりできるかというと、

かなり難しいでしょう。


だんだん慣れていくことでこのような傾聴が可能になっていくのだと思います。


ただ、私はこのシュタイナーの言うことが、

とんでもなくおかしなことではないと思っています。



これは信じる人だけ信じていただければと思いますが、

実は私自身、長年、傾聴を試みてきたのですが、

ある時期から、何かわからない自分ではない声を聴くことが出てきました。


しかも、判断や選択に迷って、

その声のとおりにすると、ほとんどのことがうまくいくのです。


これは何か偶然なのかなと思っていたのですが、

このシュタイナーの話を読んですごく腑に落ちたのです。

(私は傾聴経験が先でっシュタイナーを読んだのはだいぶん後です)



このように、傾聴を続ければ、

高次の存在と出会えるかもしれません。

(私自身の経験は高次の存在であると信じています)


傾聴には普段考えないような、

深い意味があったのです。



みなさんも日々の生活に少しずつ取り入れながら

自分の中の変化を確かめてみてくださいね!