2021/02/16 18:58



みなさん、こんにちは!ターチです。


今日もエマーソンの言葉をかりながら、「自己信頼」について書いて行こうと思います。



今回は特に、自分自身のありのままでいることが最善であるということをテーマにしますね。



これは、あの松下幸之助さんもおっしゃっていたことですが、



何か物事をうまく行かせたいなら、自分自身であること、

他人の真似をしてその人になろうとしてはダメだということ、

あなた自身のやり方を編み出すことが重要である、



ということです。



エマーソンは『自己信頼』の中でこう述べています。



「善が近くにあるとき、自分の内部に命を感じるとき、

それは既知の方法や習慣によってそうなるのではない。

そこには誰の足あともない。誰の顔も見えず、

誰の名前も聞こえてこない。

その方法、考え、善はほかに類を見ない、まったく新しいものであるはずだ。」

(『自己信頼』海と月社 ラルフ・ウォルドー・エマーソン 伊東奈美子訳)




エマーソンは自分自身の力をとことん信頼せよと言っています。


人から何を言われようが、咎められようが、

文句を言われようが、自分の本心を信じよというのです。


それがたとえ、前例がなくて批判されてもそれを貫くことが、


あなたを偉大にすると言います。



エマーソン自身もかつて教会で働いていたようですが、

内部組織との折り合いが合わず、独立独歩の道を歩みました。


彼自身も自分であることを貫いたのです。



今でもそうですが、

エマーソンの時代もきっと社会や組織での歪みがあったのでしょう。


この長年続く歪な社会システムは、支配、搾取の構造を持っています。


お金はもちろん、人の命までも搾取するようなシステムになっているのです。



純粋なエマーソンはそのことに気づいたのでしょう。

彼は命、つまり自分自身までそのような社会に預ける必要はないことを悟りました。

彼は、名誉や権力よりも天才であることを選びました。




このとき、彼は、神を外部に求めるのではなく、

自分自身の中に求めました。



それが自己信頼です。



彼がこの選択をしたからこそ、名著『自己信頼』は生まれたのです。




もし、歪んだ社会で媚びへつらうような人物になっていたとしたら、

決してこのような名作は誕生しなかったでしょう。



私たちは何か自分の中で無理をしているとき、

敏感にそれを感じ取っています。


しかし多くの人はそれを無視してしまったり、

感じていないまま放りっぱなしにしてしまいます。


するとその声は次第に大きくなり、

やがて強制的に本人に届くようにもたらされます。



病気や事故などの不運という形でもってです・・・



私たちが一番大事にしなければならないのは、

「自分自身」です。
他人ではありません。


人を癒したり、愛を届けたりすることは

とても重要なことですが、


自分自身がしっかりと満たされていないと

それは決してできません。



まずは自分を満たさない限り、

人を満たすことはできないのです!



エネルギー不足のままそれをすれば、

自分が枯渇してしまうことは目に見えています。


でも多くの優しい人たちは、それをやってしまいがちです。


これは間違った美徳観です。


まずは自分を愛し、癒すこと。


それが完全な状態になれば、

必然的に人を満たすことができます。



エマーソンが述べている「自己信頼」もこの考えに基づいています。


自分の声をまず聴くこと。そしてそれを信じること。


それこそが、偉大になるための第一歩です。


誰でもそうなれます。


それが人間本来の力であり、彼が自己信頼と呼ぶところのものなのです!



あなたは、これからどう生きるでしょう?


依然として誰か敷いたたレールの上を歩きますか?


それとも自分の道を整備しながらでも歩き出しますか?


ぜひあなたの内側の声を聴いてみてくださいね!


内観をすればするほどきっとあなたは強くなれます。