2021/02/16 10:29



みなさん、こんにちは!ターチです。


なんでもそうですが、あまりに気合いを入れて、

肩の力が入ったままで物事に取り組もうとすると、

全く上手くいかないことが多いですよね。


それが、ふっと力を緩めて、

気楽になった途端に、上手く行き始めることがあります。


本当に不思議ですね!



『積極的考え方の力』という本で有名な

ノーマン・ヴィンセント・ピール先生が、

ボート部の例を出してくれています。



一番いい漕ぎ方は


「力を抜くことである」


と。



人前で話すときもそうです。


大きな声を出そうとして肩に力が入っていればいるほど、

全然声が出ません。実は身体が緩んでいるときの方が

声も大きく、遠くまで届きます。


このように一見反対に見えることが、


実際には「真実である」ことがよくあります。



あなたがもし、いま例えばですが、

人生に一生懸命に取り組んでいるとすれば、どうでしょう?



それは素晴らしいことです。

ただし、自分を置き去りにしていないければですが・・・。




「この仕事はどうしても明日まで仕上げなければならないんです!」



「これをやらないとクビになってしまう」



「どうしても私でしかこの仕事はできないんです」



もしこのようなセリフを言っていたら、ちょっと要注意です!


もしかすると、肩に力が入りすぎている可能性があります。


なぜそんなことがわかるかというと、全てこれらは私自身、言っていたからです。


意外に思われるかもしれませんが、

ちょっと緩めて、気楽にやっても、別にそんなに物事の出来は変わらないんです。


私自身これらを全て手放しましたが、むしろ解放されました。


我々はこれまでの社会経験の中で、

だいぶん古い体質を刷り込まれています。


特に現在の社会の上にいる人たちは、

いまだに昔の体質そのものであったりします。



ジュリア・キャメロン『ずっとやりたかったことを、やりなさい2』

(サンマーク出版 菅靖彦 訳)ではこう述べられています。



「急いで前へ進むことで得することなど何もない。

ペースダウンーーー手放して神に任せるーーー

すれば、すべてのこと、すべての人が恩恵をこうむる。

そして自然のペースや発達がどういうものかを発見できる。」




これまでの時代はスピードの勝負の競争時代でした。

しかし今やその結果として、自然界でも、人間界でも限界を迎えています。


我々はエゴを出し過ぎました。自然のペースに戻るべきなのです!


そのとき、初めて我々が歩んできた道が間違っていたことに気づくでしょう。



「速すぎることの危険性」



占星術の大御所であるマドモアゼル・愛先生が

このことについてこう話されていました。


「あまりに急いで、無理やり早く行こうとすると
憎しみを積み上げていくことになる」


「でも逆にゆっくり何かをやっていけば
そこに愛を溜めていくことになる」


と。


これを聞いたとき、私は感嘆しました。


これほど的確な言葉で表現された人ははじめて

だったからです。


そうです、私はそのとき悟りました。



だから、受験でも、ビジネスでも

やりすぎて、どんどん早く詰め込みすぎていくと

なぜかそれをやり終わったあと


何らかの不幸(病気や事件など)

に見舞われることがあります。



それは自分に憎しみを溜めながら
いまを積み上げてきたから

に他ならないのです!



このことは本当に私の中で腑に落ちました。


だからいまも受験を勝ち抜いてきたエリートたちが

社会を憎しみを持って動かしているのです。



彼らの心理の内実はこうです。


「おまえたちは自由で幸せになってはいけない。

だって、俺たちはこんなに我慢してここまで

来たんだから。」



これは単なる空想ではなく真実だと思います。

だから社会がいまだにいびつに

歪曲したかたちで成立しているのです。


これからの時代、

もっと気楽に、いまを生き、いまを楽しむことできたら、

みんなもっと幸せになると思いませんか?


岡本太郎はこんなことを言っています。


いまにしか永遠はない。

だからいまを離れれば永遠は絶対にない


と。


いま自分が楽しんでいるか、

しあわせかに焦点をあてることが

必要かもしれません。


今日もご覧いただきありがとうございました!