2021/02/15 22:56


みなさん、こんにちは!ターチです。

今日も傾聴について書いていきます。


多くの人は、なんでも人のせいにしてしまいがちです。


あの人が悪い、この人が悪い、のようなことをいつも言っています。



人が相手に対して共感する時というのは、

一般的には感情から理解の方に流れて行くと思われがちですが、


実は逆で、人に共感する時には


理解から感情に流れないといけません。



つまり相手を好きか、嫌いかという前に、なぜ相手がこうなのか、

こういうことを言うのか、ということを理解して、


そこから「なるほど」と感情に落とし込むことが必要になります。



書けば簡単ですが、これを実践することは非常に難しいです。

私もはっきり言って完璧にできているかというとできていないと思います。


でも昔に比べたらできるようになりました。


昔は、ただその相手の言動に対して感情的に反応するだけでした。


だから私の心の中では常に好きと嫌いとが蔓延していました。



もし今、あなたがそういう状態であってもいいと思います。

私は上記のようなことを学んで、知ったから一つずつできるようになりました。


理解から感情に持って行くということが腑に落ちれば、
相手の言動を少し客観的に見れるようになれるでしょう。



私はこのことを、デール・カーネギーやアールナイチンゲール、

7つの習慣や石井裕之先生の教材などから学びました。



例えば、人に対して、あなたが取った反応が、

学ぶ前と学んだ後では変わりますよね。


笑顔でイエスと言っているのか、

膨れた顔でノーと言うのかでその後の未来も変わってきます。



これはとても小さいことのように思われるかもしれませんが、

私たちの人生は一瞬一瞬の選択や反応で出来ています。


ですからその一瞬一瞬の反応が違えば、人生自体も大きく変わってきます。




例えば、あなたがもし朝、コンビニに行って、

めちゃくちゃ態度の悪い接客をする店員さんに会ったとします。


もしこの時に感情から理解の流れで入ると、



「なんだこの店員は!態度の悪いやつだ!」


と思うでしょう。


そしてそのコンビニには二度と行かない、と思うかもしれません。




しかし、これを今度は理解から感情で入ったとしましょう。


そうすると考えることから始めるわけです。



「この店員さんはきっと夜通し働いて疲れているんだろうな、、、

大変だなあ、、、ご苦労様です!」



みたいに思えるようになるわけです。


もちろん完璧にはできないかもしれません。

顔が引きつったままお釣りをもらうかもしれません。


それでもあなたの考え方が前進し、反応が変わります。


すると選択が変わり、人生が変わっていくのです。



あなたは自分の主導権を持って、

相手の反応を解釈できるのです主体的に感情を持つことができるのです。


つまりこれは相手に振り回されないことを意味します。


これはすごく小さなことに見えるかもしれませんがとても大きなことです。


なぜならこのようなことが日々積み重なっていくことで

人生が大きく転換していくからです。


このことを理解し、自分の感情が振り回されなくなってくると、

自分が自分の人生の主導権を握れるようになってきます。


また不思議とですが、振り回される事象も少なくなっていきます。



みなさんもご経験があるかもしれませんが、怒っていればいるほど、

なぜか次にまた怒りたくなるような事象が来ます。


感情が安定して行くと、なぜか不思議とその連鎖がピタッと止まります。



これは何かの本を読んで伝えているだけではありません。


私の体を通して経験してきたことを含めて述べています。


みなさんが、もし今、感情から理解という流れになっているなら、


一度、理解から感情の流れを作ってみましょう。


このことを理解すれば、今新型ウイルスでの買占めや、

店員さんへのクレームもしなくなるはずです。



相手を理解することから始めれば必ず共感することができ、

お互い思いやりあふれる社会ができるでしょう。