2021/02/15 09:57


みなさん、こんにちは!ターチです。


今日は、人と話している時に使える心理学を3つのポイントでご紹介したいと思います。


特にみなさんが「聴き手」になる場合に

ぜひ知っておいて欲しいものばかりなので、覚えておいてくださいね!


それでは早速参りましょう!



知って得する心理1:精神状態は姿勢に現れる


あなたが何か人の話を聴いているとき、相手が腕を組みながら話している、

逆にあなたが話しているとき、相手が聴きながら腕を組んでいる場合には、

相手の防衛本能が現れている(緊張や不安や拒絶が出ている)しるしになります。


この場合、例えば、何か交渉をしないといけないとか、

依頼をしないといけないとしたら、進めるのは難しくなるでしょう。


したがってまずは、相手の心を解くという作業をする必要があります。



また足の部分ですが、シェフレンの理論では、

人は足を20分間に2~4回組み直すということがわかっているようです。

それ以上多いと感情が高ぶってそれを抑えようとしている証拠みたいですので、


チェックできる場合には注目してみてください。



それから相手と話している時には、

身体全体がどちらを向いているかが重要になってきます。


あなたが話しかけているのに、パソコンに向かったまま体を向けないというのは、

明らかにあなたの話を真剣に聴こうとしていないと言えるでしょう。


女性は特に好きな相手には体ごと向きますが、嫌いな相手には体どころか、

目も合わせない時があります。これはわかりやすい表現ですね。


このようにあなたが聴き手になる時は特にですが、

相手の非言語な部分に注目するようにしてください。

表情や声のトーンや身振り手振り、などです。


これらを敏感に察知することであなたのコミュニケーション能力は格段に上がります。




◆知って得する心理2:相手の言っていることを真似る


相手の話を聴く時、どうやっていいかわからない方が多いと思います。

単に頷くだけという人もいるでしょう。


この時に一番簡単なのが、ミラーリング。


相手の行動やしぐさを真似ることです。

相手が何か飲み物を飲んだら、自分もコップに手をかけるなどです。


相手は自分と似ている人に好意を抱きやすいからです。(シンクロ効果と呼ばれています)

全て完全に真似すると気持ち悪く思われますが、さりげなく相手と話しながら行うと良いでしょう。



また相手の話に対してどういう反応をすればいいかわからない人も多いですが、

簡単に行えるのは、オウム返し(バックトラッキング)です。これは相手の話を繰り返すというもの。


例えば、「昨日、新しくできたレストランに行ってきたんですよ!」


と言われたら


「新しくできたレストランに行かれたんですか!いいですね~!」



のような感じで繰り返してあげることです。


これによって相手の話をちゃんと聴いています、というアピールができます。


昔、私の友人で、このオウム返しをよく使う人がいましたが、悪い気はしませんでした。


毎回使うので、本当にオウムなんじゃないかと思ってしまいましたが、

信頼できる人だったのでおそらく相手の話を丁寧に聴こうとしていたんだと思います。


みなさんもオウム返しで相手の話を丁寧に聴いてあげてください。



そしてもう一つはペーシングとよばれるもの。


これは相手の話すペースに合わせて、会話する方法です。

特にスピード、リズム、声の大きさ、などを合わせることで、

相手に親近感を抱いてもらい、信頼や好意をアップできます。


私は昔、コールセンターで働いたことがあるのですが、

かかってくる電話のお客さんの話のテンポやリズムに合わせていました。

ある時、すごいクレームの電話が女性から入ってきました。

はじめから、ひたすら話してきます。私はそれを相手のテンポとリズムに合わせながら、

オウム返しも使いながら全て受け止めていました。


すると1時間くらいたつと、スッキリしたみたいで急に機嫌が直り、

ありがとうと御礼まで言って切られました。

あっけにとられた感じで、なんとも不思議な体験でした。

ただ自分が相手にとってとても良い聴き手になれたような気がして、

すごく嬉しくなったのを覚えています。



◆知って得する心理3:自己開示をする



これは話し手になる時も、聴き手になる時もそうなのですが、

自分を開示する(自己開示する)ことは非常に重要なことです。

相手との距離が一気に縮まるからです。


よく初対面で、「どこどこ出身なんですよ」と言ったら、

相手が「私もそうなんです!」、と言って急に親近感がわくということがありますよね。


これは自己開示によって相手との距離を縮めているわけです。


また、普段の会話でも、相手が例えば相談してきた時に、

人にはなかなか言えないような、

人生で一番しんどかった時のことをさらっと話すと、相手は自分を信頼してくれるようになります。


これは自己開示の返報性と呼ばれるものです。


自己を開示することで、相手からの好意や信頼が返ってくるということですね。



私が見てきた中で、やたらと自己開示が好きな人がいました。

自分のやってきたことはこんなにすごい!みたいな話を永遠とされていました。

周りの人もいたのですが、みんな聴きながらぐったりしていました。


初対面でこれをされるとただ「ウザい」と思われるだけです。

ですのでこの自己開示もほどほどにしてくださいね。


100回のつまらない自己開示よりも
1回の心に残る自己開示の方が圧倒的に力を発揮します。


どのタイミングで何を言うかを考えてみてくださいね!




それでは、今日は知って得する心理学ということで

会話で役立つポイントを3つお伝えしました。


どれもすぐに使えるものばかりだと思いますので、

早速使ってみてくださいね!


今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。



PS.コメントがある方はお書きくださいね。お待ちしています。