2021/02/12 10:32
みなさん、こんにちは!
今日は、自己肯定感を支える6つの感の中の「自己効力感」について書いていきたいと思います。
今回も中島輝先生の『自己肯定感の教科書』(SB Creative)を参考にしながら自分の経験を踏まえて書きます。
さあ早速なのですが、この自己効力感というものは何かというと、「自分にはできる!と思える感覚」のことです。
例えば、みなさんが何か、計画を立てる時に、これはこの期間ならできると思えたり、
問題にぶつかって立ち止まったとしても、うまくいくはずだと信じられる感覚を指します。
これを木で例えると枝の部分になります。
つまり木の枝がどんどんいろんな方向に伸びていくのと同じように、
自己効力感があれば、勇気を持っていろんなことに挑戦していけるということです。
逆にこの力が弱っていると、計画を立てても初めから「できない」と思ってしまったり、
何か失敗しても立ち直ることができなくなります。
これを例えるなら、アクションゲームです。アクションゲームをやっていた人はわかるかもしれませんが、
プレイヤーにパワーのゲージってありますよね。パワーをうんと溜めていき、溜まったらすごい技が出せるあれです。
あの感覚に近いと思います。
だから自己効力感が上がっている時は常に技を出せる状態、
下がっている時は全然バロメーターが溜まっていかない状態、と考えると分かりやすいでしょう。
自己効力感は私の人生において、人よりもまあまあ強く保ってきた気がしています。
それはおそらく人生の初期のころには、ありのままで生きていたというか、何にもこだわりがなかったからだと思います。
人生の中盤になればなるほどいろんなこだわりが入ってきて、自己効力感が弱ったりしていました。
もともと私は受験は失敗しているし、就職もそうだし、仕事においても失敗経験が山ほどあります。
ある意味こういう経験を繰り返してきたからこそ、強くなっているのかもしれません。
それでも毎回何か問題に直面した時には、やっぱり「できるかな」と心配になったりします。
その度に何回も自分を信じて、信じて、また信じてを繰り返しています。
でも、「やっぱり私にはできない」という方もいるかもしれません。
そんな方のために、私も普段意識していること、
この本で紹介されている「リフレーミング」というものをご紹介したいと思います。
この本でおすすめしているのは否定語を肯定語に変える、というリフレーミングです。
リフレーミングとは「枠を取り替える」という意味です。
みなさんが普段持っている考えやイメージを取り替えてしまうということです。
例えば、「疲れた」とか「どうしよう」とか「辛い」、
これらのネガティブ言葉を、意識的に「やりきった!」「やってしまおう!」「楽しい!」
という言葉にそれぞれ置き換えて使うということをします。
これはみなさん経験があるかわかりませんが、ネガティブ言葉をポジティブな言葉に変換して使っていく時って
ものすごく抵抗があります。何かすごく自分ではないみたいな、変な違和感があるのです。
でもこれは全く気にしないでください。
それだけ、今まで自分が使っていた言葉が重く、ネガティブに傾いていた証拠です。初めはそれでいいのです。
ポジティブな言葉を使っているとだんだんそれが普通になっていき、みなさんに起こる現象も変わってくるでしょう。
(※ただし、何回やってもどうしても気持ち悪く感じられる方は自分に合っていない可能性があるので他の方法を試してみてください)
起きる現象が変わるの?と思われるかもしれませんが、言葉と起きる現象は密接に関わっています。
なぜなら言葉によって行動が変わっている可能性があるからです。
行動が変わっていれば、起きる現象は当然変わりますよね。
ちなみにこれは私自身、経験済みですのでご安心ください。
私の経験上ですが良い言葉を使っていると、人生が良い方向に変わっていきますよ。
(少なくともネガティブなことを意図しにくくなります)
だからぜひ、ポジティブな言葉を意識的に使ってみてくださいね。
まずは一つの言葉だけやってみるというのがはじめやすいかもしれません。
だんだん慣れて行ったら他の言葉も使ってみるという具合に進めると続くと思います。
(以前のブログでも紹介したスモールステップの原理です)
というわけで今回は、自己肯定感を支える「自己効力感」について書いてきました。
ぜひ実践してみてくださいね!