2021/02/12 10:27
みなさん、こんにちは!
今日は自己肯定感を支える感の2つ目「自己受容感」についてです。
今回の自己受容感も中島輝先生の『自己肯定感の教科書』(SB Creative)を参考にし、
自分の経験を踏まえて書いていきたいと思います。
この「自己受容感」というのは、一言でいうと、「ありのままの自分を認める感覚」のことです。
つまり、どんなにかっこ悪い自分でも、失敗続きの自分でも、バカな自分でもオッケー(大丈夫)ということです。
人間というのは、自分のポジティブな面はすんなりと認められるのですが、
ネガティブな面が出ると、人と比べて否定的になりがちです。これがひどくなってくると、精神的に病んでしまったりします。
昔、私は勉強をしていて、頑張ったのにもかかわらず他人に点数で負けたとき、
本当に悔しい時は、ずっと自分を否定していました。悔しくて怒りがこみ上げて、
なんて自分はバカなのかと思っていました。
しかし、今の自分が昔の自分に声をかけられたとしたら、何と言うかというと、、、
「別にいいじゃん!大丈夫!かまへんかまへん!」
です。(関西弁ですが笑)
人間はその事象にこだわればこだわるほど、うまくいかなかったとき執着してしまいます。
執着するということは、常にそのことを思い、ネガティブな感情を抱き続けるということです。
これでは、人生は「今を生きるということ」なのに、非常にもったいない時間を過ごすことになります。
とんでもないことが起こった時私たちは、本当に頭が真っ白になったり、右往左往したりします。
しかしそんなときでもやはり、
自分に没入しすぎないことが重要です。なんとかなるのです。
そして、なぜこんなことをしてしまったのか?とかなぜこんな不運なんだろうか?
など考えてしまうかもしれませんが、そんな自分を「許す」ということです。
自分を許してあげてください。そんなことをしてしまった愚かな自分を愛してください。
あなたがもし一つの商品だとしたら、あなたはポジティブもネガティブも抱えたパッケージ商品なのです。
決して完璧ではありません。これはどんな人でもそうです。
でも、SNSとかで人の一面だけ羨ましいところを見てしまうと、
ついつい人は羨んでしまい、今の自分を卑下してしまいます。
どんな人でも、どんな状況でも正と負(陰と陽)はあるのです。
だからこそ、何を見ても、自分を卑下しなくてもいいし、今の自分を認めてあげればいいのです。
それだけで本当に心が軽くなり、本来の自分に戻れます。さらにそれが継続できると、安定した心の状態を保つことができます。