2021/02/12 10:20



みなさん、こんにちは!


今日は「自己肯定感」について書いていきたいと思います。この自己肯定感というものは、私は自分をただ単に自分を常に肯定する力くらいに認識していたのですが、中島輝先生の『自己肯定感の教科書』(中島輝著 SB Creative)を読み、こんなに深いものだったのかと再認識させられました。



果たして自分が本当に自己肯定感が高いのか?低いのか?わからなくなっていたときにこの本を買いました。自分ではどちらかというと高い方かなと思っていましたが、ときにある面ですごく低い自分がいて、ずっとなぜだろうと思っていました。この本を読み解決しました。



自己肯定感は実は、上がったり下がったりするそうです。ずっと同じ状態をキープするものであると勝手に思っていました。そもそもそれが違っているみたいで、気分や体の状態、ストレス度によっても変わってくるそう。


さらに自己肯定感はそれそのもの1つの感情かと思っていたのですが、同書では、この自己肯定感を支える6つの感というものがあることを説明しています。これを木に例えて解説されているのですが、私自身すごくしっくりきました。


ではその6つの感を紹介していきたいと思うのですが、今回は「自尊感情」について説明します。



1つ目の自尊感情というのは、「自分には価値があると思える感覚のこと」です。木で例えると一番根っこの部分。非常に根本的な部分なので重要です。


自尊感情は「自らのパーソナリティ(その人の持ち味。個性。人柄)を自分で評価し、自ら生きる価値を認識し、自分の活かされた命を大切にする感情」(引用『自己肯定感の教科書』(中島輝著 SB Creative))だそうです。



例えば、過去のトラウマも自尊感情に深く関わってくるようです。私はかつて人前で話せなかったのですが、それは根本を辿ると中学生の時の失敗がトラウマになっていました。そこからどんどん失敗体験をもとにして、オレはだめだと繰り返していたのだと思います。それを行うことで著しく自尊感情を低下させ、人生自体を消極的にしてしまっていたのです。



それを回復できたきっかけは、このブログでも書いていましたが、話し方教室に行ったことです。これによってもう一度自尊感情を取り戻すことができました!


私自身振り返って思うことは、通常だと、自尊感情が低いとおそらく話し方教室に行くのも億劫になるのではないかということです。私自身も行くまでに、何年もかかりました。実際に行き始めたのは、自己啓発で自分の感情を前向きに捉えるようにし始めたのがきっかけでした。



ですからもしかすると、例えばですが、話し方を治したいと思っていても、教室にすら行けないという方は非常に多いと思います。

これは他のトラウマに関しても同じことが言えると思います。自尊感情が低いために、治すための初めの行動が取れないのではないでしょうか。


同書の著者である中島先生も、過呼吸を治すためにまずやったことは、ハンカチにアロマの香りをつけて嗅ぐということだったみたいです。おそらくいろんなことを試しても、自分を元に戻す抵抗が出てきたんだと思います。それでうまくいったのがハンカチにアロマの香りをつけて嗅ぐということだったのです。


初めの行為はすごく簡単で、小さいかもしれませんが、自尊感情を回復させるためには、まず第一歩が一番重要だと思います。というのも、始めが一番大変だからです。始めに一番すごい抵抗がくると思います。


しかし、私は思うのですが、ぜひその小さな行動を取ってほしいと思います。なぜならもし、いま自尊感情が低いとしても、続けていれば必ず高い自分になれるはずだからです。


私は自分の経験からそう言うことができます。


ぜひみなさんの中で「自尊感情が低いかも」と思われる方は、同書を読んで試してみてくださいね!